妄想三原色の紹介という名の感想(一部ネタバレあり) 四月第二週 22〜28作目

二十二作目 「星空の下」 作者:シャーロックさん ヒロイン:橋本奈々未

 

遠距離恋愛の物語です。でも以外そういう設定の話って今回たぶんこれだけかな?あったとしてもあと一、二個だと思うのですがとにかくレアです。基本的に物語は星を見ながら進んでいきます。空は繋がってる的な、東京と北海道という遠距離を空が繋げているのでしょう。そして流れ星が流れたら奈々未さんは〇〇に会いたいと願うと言います。結構可愛いですよね。

最終的には奈々未さんのところに〇〇が現れる訳ですがそれからも結構奈々未さんが可愛めなな感じです。ストーリーとしては難しく書かれている点が少なくラフに読めるハッピーエンドの話って感じです。素直に関しても実際会うと恥ずかしいだけで電話では結構素直でしたからね。ザ・普通のカップルって感じがして良かったです。

 

二十三作目 「幕の中」 作者:かっぱんさん ヒロイン:生田絵梨花

 

圧倒的な表現力ですよね。他の方の作品とは一線を画すような作品でした。

僕の思うかっぱんさんの凄さって結構硬めな文章で進んでいくのですが難しい言葉が一つも入っていないんですね。まぁ僕の主観ですが。たまに難しい言葉ばかりの妄ツイを見かけるのですが自己満足で書いているとはいえ世に出して読んで貰えるようにしている訳だから少しは読者さん側への配慮をするべきだと思うんですよね。あとなんかそういうこと難しい言葉を使わないといい作品に出来ないのかな?って思ってしまいます。ってこの話関係ないですね。

で、素直に言うと僕なんかじゃ紹介出来ないんですよね。でもとにかく書いてみますね。

全体的に都会に住んでいる私としてはものすごい非現実感を感じました。いやどちらかと言うとエモいと言った方がいいのかもしれませんね。次に各所に散りばめられたいいポイント一つ一つを紹介していきたい所なんですが終わりが見えなくなりそうなんで一気に飛ばして映画を見終わる前後くらいから書かせて頂きます。

最後の生ちゃんのセリフ「大好きです」そしてそこからの1枚だけ入っている写真。なんかこれだけで普通に映画の話を観てみたいですよね。そこからの生ちゃんの照れを表現している文章もいいのですがそこからのはっきりと書かれていないけど分かる二人の想いがものすごく好きです。表現全てがいいです。素直になれない関係を縁側みたいな二人の関係と書くのはものすごく秀逸でした。

 

二十四作目 「大人の恋愛」 作者:ほたるさん ヒロイン:衛藤美彩

 

ガチガチの浮気もの。ものすごい記憶に残りました。

この物語は結婚して子供もいる美彩が夫の浮気を疑い、そして同級生で今は探偵をやっている〇〇に調査を頼んだのでその結果を聞くところから始まります。そしていざ調査結果を聞くと付いてきてと言われ、付いていくとそこで夫と知らない女性が夜の街に消えていくところを見せられるわけですね。もう夫は最悪です。それからは美彩が浮気に走ってしまうそんな話だと思っていました。(ちなみにここまでも細かい表現の上手さがあるので必見です。)しかしAnother sideの物語を読むことでこの物語のイメージは一変します。詳しい内容は控えさせて頂きますが、今回の妄想三原色で素直になって欲しくないやつはこいつだけだと思います。そして最後の地の文は本当にクソでした。(あ、褒めてますからね)制裁を加えてやりたいくらいです。

 

二十五作目 「麻衣、時々、薔薇」 作者:のぎマロさん ヒロイン:白石麻衣

 

元カノとの久しぶりの再会。たぶんこれを読んだ100%の人がそのような話だと思ったことでしょう。この2人の距離感ものすごいいいなぁと思って読んでいると伝えたいことがあったからというものすごい興味をそそる文章かでてきます。しかし多くを語るわけではなく一言「はい、これ」と言って薔薇をわたすだけでしたあ。そして双方が相手に渡すために買ってきた赤い一輪の薔薇。謎は深まるばかりです。ですがこのあとに大どんでん返しが待ってるんですよね。シンプルに言えばと本当にのぎマロさんは勘違いさせるのが上手いです。そして二人の素直になれないことも今までにない感じで言いですね。なんか本当に好き...

 

二十六作目  「諦めた恋」 作者:仙台の天使くぼしーさん  ヒロイン:山下美月

 

なんか僕がこのテーマで書くとしたらこれっていうのにものすごい似ている作品でした。と言っても私とは構成力が違うのでね。私の考えていた作品の方が圧倒的に面白くないですがね。この久しぶりに会って徐々に美月への恋心を思い出していく感じ、ものすごく好きです。

まぁ一目惚れの理由もものすごい可愛いですよね。なんかちゃんと人を見てる感じがして。本人とは全く関係ないはずなのにすごい美月の株がこの作品を通して上がりました。

 

二十七作目  「正直な気持ちを」 作者:ミーさん  ヒロイン:深川麻衣

 

また全く違うところに焦点を置いて進んでいくストーリーです。物語の中に出てくるズレもすごい些細なことですが細かいところを大事にしなくて離婚しちゃうなんてこともありますからね。このズレ結構大問題なんです。そしてまいまいの心情がものすごくまいまいらしくてまたすごくいい妻として描かれていてすんなりと物語に入り、読むことが出来ました。

その後は〇〇が自分の幸せに気づくわけですがそれに気づくのも些細なことでものすごくよいです。たぶん実際には10分もないであろうこの物語ですが、深く描かれていました

 

二十八作目 「SECRTE BASE」 作品:ノギケヤ  ヒロイン:齋藤飛鳥 

 

まずこの作品を読み終えて感じたことは物語がシンメトリーになっている事ですね。どこがシンメトリーになっているかは皆さんが各自に探すとして今作で結構感じたのが飛鳥ちゃんの大人と子供の融合という部分ですね。別れよと言われた時の分かったの落ち着いた感じは大人っぽいしその後のシーンでは可愛い部分も結構でてきていてそれは子供っぽいなと感じました。

この作品の総評としてはひねりがないからこその安定した面白さって感じですかね

 

じゃあ今回もこの辺で...

 

【Hulu】今なら2週間無料トライアル実施中

↑映画見るならこちら!!