歌詞で妄想していいですか?~「君しか勝たん」~

 5月26日に日向坂46の5thシングル「君しか勝たん」が発売されました。ということで、この曲について少し考えてみたくなったのでこんな文章を書いてみたいと思います。個人的に抱えている「君しか勝たん」の一番の謎ポイント、ウラララ~♬の部分の違和感をなくすことが今回の目標です。

※今回この文章を書くにあたって、「君しか勝たん」に関する他の方の考察などは見ておりません。ですので被りなどがあったら誠に申し訳ございません。ロゼはどう考えたのかな?くらいの軽い感じで読んでもらえると幸いです。

※細かい色々はどうでもいい。とりあえず歌詞がどういうことなのか知りたい方はストーリーと書いているところまで飛んでください。

 

 これから色んな曲で妄想していきたいので、まず、考えるにあたって前提条件を揃えましょう。「君しか勝たん」に限らず歌というものは音楽と歌詞で基本的には出来ていると思います。歌について特別勉強しているわけではないので、間違っていたらごめんなさい。歌は音楽と歌詞が合わさっていることを考えると、どちらか片方だけに注目するのはとてもナンセンスなように感じられます。ですが、私には音楽に関する知識がほぼ皆無に近いので、今回はその要素は除外して考えたいと思います。

つまり、今から歌詞について考察するけど、音楽の要素も加えたら全く別の見え方がするかもしれないということです。

 

また、歌詞に注目すると言っても注目の仕方はたくさんあります。少し例を挙げましょう。

 

➀「君しか勝たん」という曲単体で注目する

➁「君しか勝たん」を日向坂46の楽曲の一つと捉えて、日向坂46の中で「君しか勝たん」がどんな立ち位置にある曲なのか、他の楽曲との関係性や連続性、日向坂がこれを歌う意味など日向坂というレンズを通して「君しか勝たん」に注目する

➂「君しか勝たん」を秋元康氏の創作物として捉えて、秋元康氏の中で「君しか勝たん」がどんな立ち位置にある曲なのか、他の秋元氏の創作物との関連性や連続性など秋元康氏というレンズを通して「君しか勝たん」に注目する

 

 ➁の例としては日向坂46の表題曲、リード曲には連続性があるという話を聞いたことがあるのですが、だぶんこれがあたると思います。

ここでは一例を挙げましたが、端的に言えばどのような視点で「君しか勝たん」を見るかという話です。別にそのレンズはなんでもいいんです。坂道グループの楽曲として、アイドルの曲として、令和のJpopとして、「勝たん」などの若者言葉を楽曲名に含む曲として、etc.

考察した人がそのレンズで注目出来ると思えば、それが説明できれば本当に何でもいいんです。でもそのレンズに含まれるものが多ければ多いほど、まとめるのが難しくなるので注意が必要です。加えて、➀のように曲単体で注目するからと言って、日向坂46が歌っているということを無視しなければわけじゃないので、まぁ自分の考えが伝わるように、上手いように考えていけばいいわけです。

 

 話が脱線しました。とりあえず私は基本的に、曲単体に注目していきます。ちなみにここに書かれていることは本当に妄想です。一解釈として楽しんでください。

 

では本題に入りましょう。この曲を字面だけで読むとこんな話になるんじゃないでしょうか。()内は歌詞内の大体の位置 歌詞での位置を指す言葉として間違いがあったらごめんなさい。

 

➀女の子を好きになる (1番、1番サビ)

➁その女の子と付き合って気持ちに余裕ができ、よそ見をしてしまう(浮気?)(2番)

➂よそ見した人を好きになってしまったのか、彼女に「友達に戻ろう」と別れを告げる。そしたら切なそうにないてしまう(2番サビ、曲初めのサビ、大サビ)

➃失ってやっぱり好きだったと気付く(大サビ前)

 

私の感想としては男の子が結構クソですね。そして大切な友達だから友達に戻れると思った。やっぱり好きだと気付いたのに、なぜ女の子が悲しんでいるシーンで終わらせるという2点が謎すぎます。

だけど日向坂がこんな浮気の歌を表題で歌うわけがない!(オタク

ということでここからが私の考察です。結構話が飛躍します。頑張ってついてきてください。

この曲において1番のサビが終わるまでは、何もおかしいところはないでしょう。(曲初めのサビは時系列的に後なので除く。)

最初の謎はよそ見をした男の子(主人公)の心情です。私にはどこまで許されるか試す理由が全く分かりません。では、この心情を紐解くために欅坂46の楽曲を引用しましょう「コンセントレーション」です。「コンセントレーション」と「君しか勝たん」の関係性についてはツイッターで指摘されている方もいらっしゃいましたが、2つの曲における男の子の状況が似ており、「コンセントレーション」では男の子の心情がよく描かれています。ちなみに「コンセントレーション」では彼女があんまり愛情表現をすることが好きじゃないと思っていた男の子は、それで彼女にフラれそう?そこまでいかなくても終わりを迎えることを予期してる男の子の心情を歌っています。「君しか勝たん」との類似点としては、彼女が愛情表現をたくさんされることを嫌うと思ってたので「羽を伸ばした」というところがあり、それが「よそ見した」とほぼ同義だと考えられること、またそれによって心が離れてしまっていること。加えて、これは主観的にはなってしまいますが、男の子から彼女への愛が結構大きめに描かれていることが挙げられます。逆に相違点としては、また男の子が彼女とやり直そうとしていることが挙げられます。そして「コンセントレーション」では「少しだけ愛を休んでも誰も困らないはずだった」や「半端な気持ちじゃなかったけど ごめん どこか浮ついてた」と書かれていて男の子の「よそ見」は浮気ではく、ただ心が浮ついていただけだと分かります。これを「君しか勝たん」の男の子も全く一緒ではなくても似てるんじゃないかと捉えれば、男の子の気持ちはクリアです。

 

次は曲名の「君しか勝たん」についてです。これが残りの謎の一つである「なぜ友達に戻れると思ったのか」を解決してくれます。

「君しか勝たん」この言葉を恋人に使うのはどこか違和感がないですか?推しに対して使うのはもちろん違和感がないと思いますが、ふざけてでもいない限り恋人に使うのはなんか軽い感じがするし、歓迎されないと思います。それに言われても嬉しくないと思いますし。ちなみにここが納得していただけないと私の論は受け入れられないものになると思います。だからドキドキさせながら今ここを書いていたりします。

少し話がまた脱線しましたが、つまり「君しか勝たん」は恋人に対する愛情表現としてはそぐわないわけです。となると先ほどの番号で言う➂までの気持ちは、真面目な恋愛としての好きというという気持ちじゃなかったということになります。もう少し言い方を柔らかくするなら、その好きは恋愛感情としての好きではなく、推しとしての好きだったわけです。それを踏まえて考えると、推しのことを困らせたいと考えて、握手会やミーグリで他のメンバーの所に行ってきたと推しメンに報告するファンの方もいるくらいですから、「よそ見」したのも納得できると思います。男の子は形式的には付き合っているわけですから恋愛をしているという認識はありましたが、心の中ではその形式まで追いつかず推しとしての純粋な好きにはなれなかったとまとめましょう。

 

ここで考えなきゃいけなくなったことがありますね。「推しとしての好き」と「恋愛感情としての好き」にはどんな違いがあるのでしょうか。たぶん、これをきちんと書いたらそれだけでブログが一つ書けてしまいますね。推しでもガチ恋の方もいらっしゃいますし、考え方、気持ちは一概に言えないので難しいですが私の意見をここで書きたいと思います。私は「推しとしての好き」と「恋愛感情としての好き」には4つの違いがあると思います。と言いたいところですが「推しとしての好き」と「恋愛感情としての好き」だと長いので、一般的に取り上げられる問題に合わせて、「推しとしての好き」を「好き」。「恋愛感情としての好き」を「愛してる」と定義します。(言葉としての好きは「」でくくらずに好きとします。)

➀相手と釣り合いが取れている思っているか

➁自己開示できるか

➂一線を越えられるか

➃好きに責任を持っているか

➄マイナスな感情も抱えているか

➀はアイドルと付き合っていることが想像しにくいように、相手と自分が釣り合っていないと思えば、人はその自分の好きな気持ちと真面目向き合わずに、推しとしてとどめると思います。➁は自分のマイナス面を相手に開示したり、相手に開示してもらったりすることができなければ、相手との関係性は深まらず信頼関係も構築されません。つまり自分をよく見せようとするだけの状態ではただの「好き」になってしまうのです。➂はそのままキスや体の関係を持てるかということです。➃は好きという言葉は推しに対しては一方的な感情でいつその想いを取り下げようが本人の自由ですが、それが普通の人となれば相手は自分の好きという言葉を受け取って考えるわけですから、そう簡単になかったことにはできません。推し変は出来ても、好き変は出来ませんよね。そういうことです。ちなみに➃が「君しか勝たん」において一番大切な要素だと思います。➄は個人的に「好き」と「愛してる」を比べる上で、一番大きな要素だと思っていて、「好き」はその中に基本的にプラスの感情しかありません。アイドルを好きで辛いなんて話はあんまり聞かないんじゃないでしょうか。逆に「愛してる」はもちろんプラスな感情もありますが、その他に嫉妬や不安といったマイナスな感情も抱えてしまいます。加えて「好き」にはある程度の際限がありますが、「愛してる」には際限がありません。求めれば求めるほど幸せと同時に苦しみも生まれてきます。

これを「君しか勝たん」に当てはめて改めて考えると、➂は少し主旨とずれるため排除して➀はよそ見できるくらいだから釣り合って入ると思ってそうなのでクリア。➁は記述がないので保留。➄も記述がないので保留。➃は確実に欠如していると言えます。なぜなら好きという言葉に責任を持たずによそ見をしているからですね。このことからも男の子の持っている感情は「好き」という推しに対する感情だと言えるわけですが、これを踏まえると「だって一番大切な君だから、ちゃんともう一度友達に戻れるってそう思ってた」という歌詞の真意も見えてきます。先ほども述べた通り、男の子の好きは「好き」であり、そこに責任を持つ必要のないものと意識的なのか無意識的なのかは分かりませんが思っています。そうなるとその好きの言葉は簡単に取り下げられるため、こんなことが思えたわけです。通常好きという言葉が一度交わされた二人の間柄が、何も変わらずに友達に戻れるわけがありません。仮に友達に戻れたとしても、その間柄は好きという言葉が交わされた以前と以後では明確になにか違うはずです。でもそれも、その好きの重みが違えば話が変わってくるのでしょう。まぁ、この話は別れた後友達に戻れるか問題という結構大きめな問題に繋がるため、ここら辺にしておきます。

 

ここまで男の子の気持ちはずっと「愛してる」ではなく、「好き」であることを指摘しましたが、その気持ちが「好き」から「愛してる」にあるところから変わるんです。そう大サビ?ラスサビ?の「Mnday~」からの所です。「今初めてこんなに愛してることわかった」という歌詞から分かるようにここで初めて男の子は彼女への想いが「好き」ではなく、「愛してる」であることに気付くわけです。ちなみに私が今回の話で「好き」と「愛してる」を区別した理由としたのも歌詞のこの部分からです。ここでは明白に「初めて」という言葉が使われています。歌詞の中には好きという言葉は連発されていますから「愛してる」は別種のものとして捉える必要があるわけですね。そしてこれに関連して、ここで注目すべきところがも一つあって1番のサビで「これ以上好きになれるかな」と言っているので男の子は彼女を好きであることには気付いています。実はここから大事なことが分かって、この私の文でもややこしい「好き」「愛してる」問題ですが、歌詞の中でも区別されているとここまで理解していただけたら、分かると思います。この曲をややこしくさせている原因は『好き』という言葉のあいまいさです。好きと聞くと「好き」も「愛してる」もひっくるめて考えてしまいますが、この曲におけうる好きは「好き」を指しています。そうして歌詞を見ていくと曲が明瞭になってきます。また少し脱線しますが、男の子の好きは「好き」だと導き出しましたが、「気付いた」という表現を用いるなら、実際は「愛してる」だったけど男の子が勘違いして「好き」だと思っていたことになります。皆さんはそうだと思いますか?私の意見としては結構半々です。何故なら「好き」と「愛してる」を別物として考えている私としては流石に気付くだろって思います。しかし反対に男の子は相当鈍感です。「未来があったし、誰かが待っていた」という歌詞から男の子は今までこれ以上、最低でも同じレベルの人が待っていると信じているから過去を振り返ってこなかったわけですが、1番サビで「これ以上夢中になれるかな」と思います。これはどう考えても自分の人生の中で最高の人かもしれないと思っているのに、それが「愛してる」なのでないかとは思いません。こんな鈍感なら別れてから気付いてもおかしくないように思うんです。それによそ見しましたしね、それを「愛してる」って言うのはちょっとなぁって思わなくないです。

では次でラストです、何故泣き顔で終わるかという謎についてはストーリーを追いながら解決します。

 

ストーリー

ここまで整理出来たら、最後に歌詞をストーリー仕立てにまとめましょう。

 主人公の僕は今まで何度か恋愛をしたことがある。どれも大事な恋愛だったけど、振り返ったりはしないタイプだ。何故かって?確かに好きだったけどもっと素敵だったり、もっと僕が好きになれる人が僕の人生の先にいる気がしたからだ。今まで付き合ってきた人は学校の人だったんだけど、社会という広いコミュニティからしたら学校なんて極々狭い世界だろ。だからそんな気がしてたんだ。そう君と会うまでは。

 出会った瞬間ビビッてきたとかそういう運命的なものではなかったんだけど、どうしても君に惹かれて仕方なかった。君の仕草とか表情とかどれも好きで、胸が躍るし、キュンって音が自分から何回もした気がした。こんなこと初めてで思っちゃったんだ。”君以上に好きになれる人が今後現れるのかな”って”君しか勝たん”って

それからは結構とんとん拍子で話が進んでいった。グループで遊びに行ったあと、今度は二人で遊びに行ってそのまま告白して付き合った。すんごく幸せだった。

 でもなんでだろう。本当に君が僕を愛してくれているか試してみたくなったんだ。今考えればすごく馬鹿げてるんだけどね。君の目の前でよそ見しみたり、女の子わざと話してみたりした。それでそんなことしてたら本当に君のことを僕は好きなのか、君は僕を好きなのか分からなくなっちゃて、ついに君を呼び出してしまった。

 別れを告げたら、君は瞳いっぱいに涙をためて、泣かないように我慢していた。そんな切ない顔させたくなかった。僕はその涙を見て、やっぱり君は僕のことが好きなんだって安心するべきだったのかもしれない。だけどその時の僕にはそんな余裕なんてなかったし、もしそれに気付いても、もう引っ込みがつかなかったと思う。僕はただ「ごめんね」と謝り続けた。全部僕がいけないと自分を責めながら。でもこうやって別れても変わらなかったことが一つだけあったんだ。君との思い出は今までの思い出の中で一番熱かった。そう僕の記憶の中では”君との思い出しか勝たん”って状態で結局のところ”君しか勝たん”って思ってたんだ。

 それからしばらくして、僕は満たされない気持ちに襲われていた。寂しさとは違う、その何かが足りない感じに。今までの彼女と別れた時にはいつも寂しさだけが襲ってきて、足りない感じなんて感じることはなかった。たぶんそれは今までの人には失礼かもしれないけど、未来にまだ僕を待ってくれている、いい人が素晴らしい人がいるって信じられていたからだと思う。でも今は全くそんなこと信じられない。そして君はもう僕の一部だったことに気付いた。そしてこれが世にいう「愛してる」だとも気付いた。この先の僕の人生に君以上の人がいるなんて信じられなかったんだ。

 あのお別れから2週間、また君を同じ場所に呼び出す。君はなんで呼び出されたか、全く分かっていない様子だ。僕はまた告白した。君が僕をどう思っていようと君に今の僕の想いをぶつけると決めて僕はここにいた。すると君はあの時のように瞳いっぱいに涙をためて、泣かないように我慢する。そんな切ない顔をしないで欲しい、あのお別れを思い出してしまうから。でも結局今回の涙も全て僕がいけないんだ。君がうれし涙を流したのは僕の告白のせいなのだから。君は小さな声で「もう離さないでね」って言った。やっぱり君の一挙手一投足に惹かれてしまう。僕にとってもう”君しか勝たん”って状態なんだ。それは君個人がどうとかじゃなくて、僕の人生においてもう君以上の女性は現れないし、僕の人生においてはそう本当の意味で、一過性のものではなく”君しか勝たん”なんだ。

 

どうだったでしょうか?納得できるものだったでしょうか?最後が泣き顔で終わるのはうれし涙だと私は解釈しました。加えて復縁したなら最後は「ウラララ~♬」で締めてもいいですよね。

最後に書きたいのはこの歌詞における、「君しか勝たん」という言葉の意味の変化です。「君しか勝たん」という言葉は初め、君がNO.1という意味で使われますが、最後には君がOnly.1という意味に変わります。言い方を変えるなら「君しか勝たん」という言葉の背景にあるものが今現在という無常のものから人生変わっています。今現在だったら今後の人生で更新される可能性がありますが、人生においてだったらもう更新されませんからね。これはもう言葉に責任を持たざるをえなくなります。結局は日向坂のシングル曲に見られがちな行き過ぎた好き表現というのは変わらないのかもしれないと思いました。

 

たぶんツッコミどころもたくさんあったと思いますが。そろそろ書くのも疲れてきたので、今回はこの辺りで…

夏恋memoryと僕の考えてること

ブログを開いていただきありがとうございます。良ければ最後まで読んでください。

 

突然ですが、僕は作品を書く時に意識していることがあります。

それは読者さんを意識することです。

結局この作品を読んでもらってどんな気持ちにになって欲しいか、どんなことを考えて欲しいか。それを考えています。

これは堅い小説のようなものでもイチャイチャするような話でも同じです。きちんと着地点を見据えて書いています。それは自分というものが含まれない作品は個人的に価値がないと思っているからな訳ですが、まぁ話が長くなるので聞きたい人がいればまた後日書いてみます。

 

今回においてはこの作品を読んで夏らしさ、嘘、大切なもの、記憶の形とかまぁなんとなく考えて貰えれば結構です。特にこれ!っていう大きなものは今回は据えませんでした。

節々にある僕の考えと大切なものに気付いていく久保史緒里さんを見てもらえていればもう十分ですね。

 

何故、今回大きなテーマを据えなかったかというと物語の中核を担うものとして既に相貌失認という障害があったからですね。ここに強いテーマを付け足すと油っこくなってしまいそうだったのでやめました。

 

精神的に成長していくストーリーという所から今回はわかりやすい比喩や擬人法を多用してみました。なんか現代文で問われそうな雰囲気で作ってましたね。本当は1つ1つここはこういう意味だよ。って書いていったら分からない方に少しは伝わるのかもしれませんが、膨大すぎるので今回は辞めておきましょう。

 

意識したことは他にもあって一つは断片的な書き方をしたことでしょうか。少し足りない。そんなイメージです。少しずつ自分の頭で補完していけば楽しめたと思うのですがどうでしたかね?

 

今回の話はこの文量にしてはセリフが少ないと思います。久保史緒里さんはたくさん、そして色々なことを考えています。それもなにか特別なことからじゃなく、今これを読んでいるあなたの周りにもあるようなことで。

 

僕の考え方として何か特別なことから学ぶことは普遍性がないと思うんです。だからありふれたものからありふれたものに気付く、また学ぶ。そんなことをこの作品では意識しています。

 

非日常の世界の物語は娯楽にしかなりません。これはそのような物語を否定する訳ではなく、この世界とは切り離されてしまうと言ったらわかりやすいかもしれません。だから僕は出来るだけ日常から作品を生み出したり、切り取ったりしたいんです。

 

何気ない日常から描かれる作品は華やかな話にはなりにくです。ですが飛躍しない世界観は何か自分の胸にくるものがあるはずです。

 

話は戻りますが、オチも今回ははっきりさせました。いつも僕の作品を読んでくれている方は珍しいなぁと思っていただけたことでしょう。

当初何もしらない〇〇が史緒里に夏の思い出を話していて、その時に史緒里の頬についたまつ毛を取ろうとして頬を触った瞬間に何かを悟って終わらせようとしてたんですけど、後々今のオチを思いついてこうしました。

 

話は変わりますが僕はなんとなく久保史緒里というメンバーを純粋な優等生で書くのが好きではありません。表面上は優等生せいでも心は少し悪いことを考えていて、でも結局は悪にはなれないって感じを僕は受けてしまうんです。だから今回も少し悪いことを考えるシーンから始めました。

 

書き方の話になってしまいますが、最後のお祭りのシーンはセリフあ意識して少し増やしました。長いので多いのは当然なのですが、言葉を交わすってことはそこに想いがあります。夏の終わりが近付いて想いが強くなってる感じが2人にはあります。

 

そして今回の話では〇〇が何を思っていたのか最後のシーン以外は1つも分かりません。他の視点から見たらこの物語は全く違う話になっていたかもしれません。なんなら〇〇が可愛い仕草の久保史緒里を見て、照れているっていう安っぽい話になっていたかもしれません。誰の視点で進むのかそれはすごく重要です。

 

総じて言えることなのかもしれませんが、この話は雰囲気を楽しんだ方がいいのではないかと思ってます。深く考えたくなるようなものはありませんが、色々と思考を巡らせているので考えるよりもいいかもですね。

 

ごめんなさい。今更自分の思いを文字にするのが苦手なことに気付きました笑

 

書きたいことがこの作品だけのことっていうより、僕の書く中編に通じて言えることなのでなんかここで書くのは違うかなって思い始めたので今回はここら辺で終わりたいと思います。

 

モーメントのツイートのいいね、RT待ってます🙇

 

このあとツイキャスするのでなんかあったらそこで聞いてみてください。

 

ということで案外書くことがなかったブログでした。

 

 

 

妄ツイを伸ばすための初心者講座 第1章 短編書くならこれを読め! ~短編虎の巻~

では今回は1番最初に短編を書くことにした場合について書いていきましょう。

 

最初に短編を書くことでいいと思われる点3つです。

1.色々なメンバーで書くのでたくさんの坂道オタさんを相手取ることができる。

2.物語を140文字にまとめる力がつ

3.RTのハードルが低く、広がりやすい

.写真を見てストーリーをたくさん考えるので設定を考える力がつく

 

まぁ逆に言えば設定を思いつかないと書けないってところが弱点かもしれませんね。あよ紹介師のような人に紹介されないところも弱点です。ですがこの二つ以外に特に弱点はないと思います。

 

書く量としては1日5個位は最低でも書いた方がいいですね。前回書いたいつフォローするかの話ですが毎日5個書いて一週間なのでだいたい35個くらい短編を書いたら妄ツイ師さんや閲覧垢をフォローしましょう。

何の話かわからない方はこちらのブログをお読みください

 

minami0106373.hatenablog.com

 

 

そして内容は分散させましょう

理由は読者を飽きさせないようにです。あと色々な内容を書くと練習になります。ですが幸せめな話の方が伸びやすいっていうのはあります。まぁそれは妄ツイの本質を考えれば当然ですが... あと、オチをつけることを忘れずに!

 

メンバーは人気メンバーを書きましょう。

まぁここは絶対ではないですが人気メンバーは多くの人に愛されてるから人気メンバーなんですねよね。なのでフォロワーを伸ばしたいならやったほうがいいんじゃないかな?って感じです。まぁフォロワーを伸ばすにはちょっと我慢は必要です。

 

せっかくメンバーの話になったのでここで余談ですが妄ツイって謎に未央奈の人気がものすごく低いんですよね。理由は私もよく分からないのですが未央奈がヒロインの作品って伸びてるところをほとんど見ないんですよね。

 

ここからは私の書き方なので皆さんに通ずるものではありませんが読んでみてください。

 

まず写真の選び方ですが引っ掛かりの強いものを選びましょう。

よく分からないですよね。では下の例を見ましょう。

f:id:minami0106373:20180428181755j:imagef:id:minami0106373:20180428181827j:image

これはどちらも飛鳥ちゃんの画像ですが1枚目の方が書きやすいです。理由はあーんってしてるからな訳ですが、このあーんを軸に物語も制作していけばいいので結構作りやすいです。では逆になぜ2枚目がダメか。まぁ実際はダメってわけではないんですけど黒い服に白い背景これだけで1枚目の写真程の引っ掛かりはないですよね。だから1枚目みたいな写真を見ただけで何をしてるか分かる画像が最初はオススメです。読者さんもイメージしやすくなりますからね。

余談ですが2枚目の良い点としては縛られないため色々なことを書けるって所です。少しSっぽい雰囲気出てるんでそういう話にも出来ますし、全然違ってデートに遅れて怒ってるってのも出来ますし、飛鳥ちゃんに遠くから見つめられてるっていうのもいいですね。このように2枚目みたいな写真は書く幅が広い所が良い点です。

 

写真のシーンを入れる

これは私が結構大事にしてる事なんですが物語中にここ写真のシーンだってわかる所を作るんですね。それは写真とのシンクロ率が高いと伸びやすいっていうのもあるのですがそれが軸になるので書きやすいんですよね。

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例えばこれだとしたら1番最初の「見て、〇〇雪やで!」ってところです。

 

二人以上の写真では書かない

ちょっと強制力強めに言ってますがダメなわけじゃないです。ただ140文字じゃ二人を掘るには短すぎるってことですね。効率的に増やすには向かないかなって感じです。ですがまいやんとなぁちゃんの2人に取られ合うみたいなのだったら伸びると思います。まぁそこは臨機応変に行きましょう。例外はたくさんありますから

 

設定をきちんと決める

これに効果があるかは不明ですが私は決めてます。彼女の性格とか、付き合って何年とか、この物語の前後とか...

まぁ色々です。これを私がやっているのは短編は長編、中編の一部だと思ってるからなんですよね。だから前後があって当然なんじゃないかなって思ってます。なんか考えた方が細かい所で違いが生まれると思うんですよ。

 

あと当然ですがちゃんと自分の短編用のタグを作りましょう。

読者さんが見やすいです。

 

そしてここからはワンステップ上がるためのお話です

 

出来るだけ接触に頼らない

これは後々、長編や中編を書きたいと思ってる人に向けてですが毎回ハグ、キスに頼るのは徐々にやめていきましょう。中編でキスするのなんてせいぜい多くて2、3回です。ですからそれ以外の部分は地の文や会話などで進めていくわけなのでそういうことに慣れていくためにも頼るの徐々にやめていくべきかなって思ってます。ですが接触に頼ならない作品って伸びにくいんですよね...

 

内容は意外とぶっ飛んでててもいい

リアル感の重要性は短編<中編<長編です。

タグ分や改行分の文字数を削ると約120文字程で読者さんの心を動かさなきゃいけない訳ですからそうなると少しリアル感の低いものが出来てしまうこともあるんですよね。

ですが単純にここから先はただの私の偏見になってしまうのですが短編を読む人、読む時ってそんなに現実感は気にしてないっていうかドキドキしたくて読んでる人が多いんと思うんですよね。だからそこまで現実感が大事じゃないっていう感じです。

逆に中、長編はというか物語が長くなればなるほど色々なことを書けてしまうので矛盾とかが生まれやすくなるため気をつけないといけなくてリアル感がいやでも増していまうんですね。(例外もありますよ)てか中、長編を読む人はイチャイチャを楽しみたい人よりストーリーを楽しみたい人が増えてくるイメージを私はもってますね

 

更新時間は夜の少し早い時間を狙う

21時以降は大手さんの投稿が集中しやすいので17時以降の時間でそれまでの時間に投稿をしましょう。毎日固定の時間に投稿できればなおいいです。私も予約投稿のアプリを使ってますが結構便利です。読者さんには忙しい方もいらっしゃいますしおなじ時間の投稿になると「20時だ!〇〇さんの妄ツイ更新されたな!」ってなるので固定の読者さんも付きやすいです。

 

最後に...

とにかく短編は書きまくることです。いつか引っかかる作品が出来ます。そしたらそこからガンガンフォロワーさんも増えていくので頑張ってください! 最初は伸びなくて当然です。諦めたらそこで終わりですから続けることを大事にしましょう。絶対に毎日更新です。できない日があるなら事前に作ってストックしておきましょう。

 

とりあえず頑張ってください!!

 

次回は最初に書く作品に中編を選んだ場合です。良かったら見てください

 

 

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妄想三原色の紹介という名の感想(一部ネタバレあり)四月第三週

「二人暮し」 作者:ラ・フランスさん  ヒロイン:山下美月

https://twitter.com/i/moments/986597191035699200

 

今回は結構な数、ハッピー系な話がありましたがその類いの話では1番面白かったです。

面白かった理由として上げられるのは100%イチャイチャに徹したところですよね。私も普通に妄ツイを探してるときにたまに見つけるのですがイチャイチャ作品でまだイチャイチャしきれてないのに地の文を頑張ってしまってどっちも微妙になっちゃってる作品とかあるんです。もちろん地の文を頑張ることは悪いことじゃありません。しかし広く手を出さず狭く、一つのことにこだわることも大事だと思います。

そして内容としては作者さんの言う通り少し薄いですがそれをカバーする程、設定を有効活用してイチャイチャを入れてるんですよね。イチャイチャって強引に入れるようになるとつまらないので結構こういうところって私は大事だと思いますし大事だと思います。

そして美月のキャラクターも物語にすごくあっていてヒロインの選択も100点ですね。ヒロインのキャラクターを生かして妄ツイを書くのは結構鉄則ですからね。

最後に個人的なことを言うとあまりこういう作品が妄想三原色にはなかったのでそういう部分でもこういう作品が出てきてくれて嬉しかったです。

 

「僕がもし寝てしまっても、君には君のままでいて欲しいと思うのは僕のわがままなのだろうか」 作者:朱雀飛鳥さん  ヒロイン:渡辺梨加

https://twitter.com/i/moments/987228958335778816

 

この物語は〇〇とべりかのデートを素敵な文章で楽しむものでありながら、細かいヒントを1つずつ拾っていって答えを導き出す物語です。

 

やけに客観的に始まる文章、べりかのかキャラクタかからは想像出来ないほどの落ち着きとそれと同じくらい落ち着いていて突然の居候にも驚かない〇〇、繰り返されるもの、渡辺梨加、彼女...

 

ごめんなさい、書きすぎましたね...

 

内容としては呼び方が変わったり一人称が変わったりと細かい所までこだわって描かれています。あと無駄のないストーリーで読んでて飽きが来ませんでしたね。

 

突然ですけどここから軽くネタバレ注意です!!

最後の〇〇のセリフ、題名にもなるくらい重要なものですが少し引っかかった人もいるのではないでしょうか。やっぱり逆って所ですよね。こういう物語では一般的に最後にべりかサイドのセリフで「私がもし眠ってしまっても君には君のままでいて欲しいと思うのは私のわがままなのだろうか」って入ると思うんですよね。ここからは私の考察になってしまいますが、まずこのセリフを〇〇が思ってるってことにすることによって本当のべりかを〇〇が愛してるってことが伝わりますよね。取り繕ったべりかより、取り繕っていてもたまに出てしまう素のべりかが好きなんでしょう。そしてもう一つがべりかがそう思っていないとすることでべりかがこのことに慣れてしまうほど〇〇が記憶を無くしてから時間が経っていてもうそんな儚い願いなんてすることがないってことが分かるのではないでしょうか?

 

「題名なし」 作者:パスさん  ヒロイン:与田祐希

https://twitter.com/i/moments/988763525366530048

 

この物語を読むと入口と出口の違いに驚くことでしょう。最初のあの可愛さ、与田ちゃんにあまり興味のなかった私でも流石にニヤニヤしてしまいました。序盤からここまで引き込まれると思わなかったので流石、パスさんって感じです。そしてその後のぬいぐるみのくだりなんて愛おしさの体現みたいな感じですよね。

そして物語は後半部分から徐々に今までのようなイチャイチャ感はなくなり真面目な話にシフトしていきます。ここのシフトのさせ方も気付かないうちにするっとシフトしていくんですよね。そういうことが自分は苦手なので勉強になりました。

 

突然ですけどここから結構ネタバレ注意です!!

祐希の母が亡くなってしまったあと麻衣から連絡が来て祐希がいなくなってることを知り〇〇は探しに行きます。そして見つけるのですがここからが作品の見どころです。

祐希の心の中には言いたい言葉が沢山あるだろうにその中で厳選された言葉達の美しさは必見です。そしてここで祐希の心が整理出来ていないということを表してる1面もあるのでしょうね。

繰り返しになりますが展開力凄すぎです。

あと最後に付けられた写真が少しあどけなさの残り、悲しみを抱えているように見えるのはこの作品を読んだあとだからなんですかね...?

 

以上で感想を終了します。遅れてしまい大変申し訳ございませんでした。

 

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妄ツイを伸ばすための初心者講座 第0章 これを書く意図とアカウントを作ったら

どうもこんにちはROSEです。今日から少ずつですがDMできていた妄ツイを伸ばす方法について書いていきたいと思います。 

ですので妄ツイを自己満足で書いてる方を対象に書いているものではありませんのであらかじめご了承ください。

 

まず妄ツイは難しいものでは全くありません。日本語が書ければ誰でも出来ます。しかしそれを伸ばすのは少し努力が必要です。私はこれからも沢山妄ツイ師が増えてほしいので何かお役に立てればと思って書いていきます。たぶんこれを読めば才能があるのに伸びないってことはないと思います。まぁ色々と大変なことはあるとは思いますがこれから頑張って行きましょう!

 

まずアカウントは新しく作りましょう。 元々乃木坂垢、欅垢、坂道垢などあれば名前は同じにしましょう。そこから人を引っ張ってくるのは大事です。

乃木垢などと併用せず、新しくアカウントを作る意図ですが、大体の読者さん始めたばかりの妄ツイ師が何してるとか、何が好きとか興味ないですからですね。

元々の乃木垢などを妄ツイ垢にするのもいいのですがその場合は作品以外のツイートは少なめにするまたはやめることをオススメします。でも「握手会来た。」位ならいいと思いますね。

 

そしてアカウント名は出来るだけわかりやすくしましょう。例外もありますが優しい印象を持てていいと思います。

順序的には ひらがな=カタカナ>ローマ字≧漢字 って感じですかね。

どうしても難しくなってしまう場合はちゃんと読み仮名を付けましょう。そして改名はせっかく広がった自分の名前や評判を捨てるような行為なのであまりオススメしません。よって長い間付き合うことになります。じっくり選びましょう。

あと名前に妄ツイって入れると分かりやすいのでいいと思います。

 

そしてアカウントを作って1番最初にしがちでしてはいけないことが妄ツイ師さんをフォローすることです!

"なんで?"と思いましたか? でも妄ツイ師さん側に立って考えてみると分かります。ツイッターはフォローされると通知欄に出てきます。そこに妄ツイって書いてるアカウントがあったらどんな作品書いてるのかな?って気になって開きますよね。しかしその垢にはまだ何も作品はありません。それではその人が面白いか面白くないか分からないので妄ツイ師さんはそのまま閉じてしまってフォロバはしてくれませんよね。すると見られることがないのでRTとかもされませんよね。てことは伸びません。なので妄ツイ師さんをフォローするのはある程度作品を書いて面白いと思って頂けるなと思ったらフォローしましょう。そっちの方が妄ツイ師さんからのフォロバは来やすいです。(どれくらい書けばいいかについてはまたあとで書きます。)

 

最後に妄ツイで人気になったところでなんの得もありません。まぁもちろん色々な人と関わることが増えるのでそれはいいことですが人生的には特にいいことはないので当然ですがとりあえずリアル最優先で頑張りましょう。ですが早く人気になるためには毎日更新は必須なんですよね。なんで時間に少し余裕がないと妄ツイは難しいのかなって思ってます。

  

ということで今回はこの辺で…

次回からは最初に書く作品が短編の場合、中編の場合、長編の場合に分けて解説していこうと思います。 

 

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妄想三原色の紹介という名の感想(一部ネタバレあり) 四月第二週 29〜37作目

二十九作目 「素直になりたい」作者:はっしーさん  ヒロイン:白石麻衣

 

感想の前に少しお話したいんですけどはっしーさんって何故か分からないんですけど妄ツイな気がしないんですよね。なんか小説なんですよね。妄ツイの中でも地の文が多いどちらかと言うと小説っぽい、いわゆる小説風な作品は多いんですけどはっしーさんは風じゃないんですよ。でも何が違うのかまだ僕にも分かっていないのでそこはこれからの研究対象です。

まぁ余談を挟んでから感想を書く訳ですがこの作品に関しては皆さんに本当に読んで貰いたいんでネタバレ挟まずに紹介という形を取らせてください。

俺の彼女は上司でその身分の差が俺を素直にさせてくれない。そんなことを頭にに抱えながら迎えた新入社員歓迎会。俺はここで素直になるのか...

文章力、構成力を兼ね備えたレベルの高い妄ツイです。最後の終わり方も麻衣の心情を入れることで大人の恋の難しさが表されていました!

 

三十作目 「題名なし」 作者:ぽそさん ヒロイン:齋藤飛鳥

 

田舎に帰る飛鳥ちゃんから物語が始まります。自分的にこの設定だけでもワクワクしてしまいましたがそこは人それぞれなので置いといて桜が綺麗な自分の故郷に戻る訳ですがものすごい想像しやすい言葉遣いで情景描写がされているんですよね。それからのストーリーも必見なのですがなんと言っても最後の飛鳥ちゃんがものすごく可愛い。素直にならない方が僕的にはいいかもです笑

このカップルの物語の続きをものすごく読みたいです...

 

三十一作目 「Sequel 」  作者:秋さん ヒロイン:星野みなみ

 

秋さんの一作目「素直になれない人たち」の続きのお話です。秋さんは読まなくても楽しめるとおっしゃっていましたが実際言うと楽しめはしましたが結構置いてけぼり感がありました。なので事前に読むことを強くオススメします。実際僕もあとで「素直になれない人たち」を読んでからもう一度読んだのですがものすごく楽しめました。

内容としては日村さんとみなみの関係の歯がゆさがいいです。歯がゆさって自分は表現できないタチなので羨ましいですよね。てか普通に表現するの難しいと思います。あと個人的になんですけど子供の美月が可愛すぎて死にました。

物語の中での美月の活躍にも注目です!

 

三十二作目 「愛or哀」 作者:もっちゃんさん  ヒロイン:菅井友香

 

全体的にまとまった作品でした。細かい良さなどももちろんあるにはあるのですがどちらかと言うとその全体を俯瞰で楽しむような作品ですね。

注目するべき点は色々とあるのですが今回は過去の描き方について触れたいと思います。

この話では友香が〇〇との思い出の場所を巡ったあと、公園で〇〇と会うというシーンがありますがこれは〇〇との会話のシーンの導入としながら友香がまだ〇〇のことを好きというのを間接的に説明してるんですよね。細かいところですがこういうところはいいと思いました。

 

三十三作目  「素直になれた日には」 作者:L  さん  ヒロイン:菅井友香

 

自分の変なプライドのせいでアルバイトで生計を立てることになってしまった男がこの物語の主人公な訳ですが、妄ツイの中ではよく書かれがちな〇〇の設定としてはレアですよね。この物語の注目ポイントは素直に焦点を向けたストーリーですね。素直にならなかったことへの後悔がものすごく強く描かれています。そして最後のシーン、未来を向いているように見える画像は印象的でした

 

三十四作目  「題名なし」 作者:ティーさん  ヒロイン:桜井玲香

 

ティーさんの妄ツイの特徴としてあるのが長さと読んだ感じが比例しない所なんですね。62話ありますが全然その量を感じさせない読後の感じなんですよね。そこは今後の研究対象ですね...。でも今の感想としてはそんなに難しいストーリーや言葉にしていないことがその要因かもしれません。

物語としてはこれから始まる物語の前日譚って感じですかね。このテーマの作品で1番長いのに前日譚っていうもの長い作品を書くティーさんらしいと言えますね。

 

三十五作目  「普通、逆じゃねコレ。」 作者:逃げ美月さん  ヒロイン:衛藤美彩

 

切磋琢磨しあっている会社の同期の二人。〇〇と美彩、そして〇〇の彼女の未央奈が今回の話のメインキャラクターになります。そして〇〇に未央奈が結婚を間接的にアピールしてくるんですよね。

この物語のいいところは2つあると思っていて1つは美月の活躍ですよね。読んでいて気持ちよかったです。そしてもう1つはやっぱり最後の結婚式でのシーンですよね。タイトルから予測はしていましたが新しい感じが私の心を高揚させてくれました。

 

三十六作目 「題名なし」 作者:BearManさん ヒロイン:新内眞衣

 

 まいちゅんが働いて〇〇は専業主夫。そんなレアな設定の物語です。リアルな悩みを持っている〇〇。もし自分がその立場にいたら同じことを考えてしまうだろうなと思わせられました。こう思わせることって妄ツイで大事なんです。(時間あったら書いてみます)

そして後半部分についてですがまいちゅんの好きって気持ちがストレートに伝わってきて読んでいてなんかいい気持ちでした。あと普通にまいちゅん可愛すぎて...

 

三十七作目 「題名なし」 作者:Volkさん  ヒロイン:守屋茜

 

BARはこのテーマで2度目か3度目の登場でしょうかね。BARの大人感は不変のものですね。この物語は基本的に三部構成で進みます。出会い、誕生日、そしてクリスマスイブですね。

今回の注目ポイントはカクテル言葉ですよね。この作品を支えている柱になっているこの要素ですが私が目を付けてたくらいいいと思ってるものです。ちなみにスクリュードライバーのカクテル言葉調べたほうがいいですよ!

終わり方もスッキリ、そして物語の設定を生かしていていいと思います!

 

やっと感想が終わりました!!

すごい達成感です。大変でしたが皆さんの物語を深く読むことになり、すごく勉強になりました。

たぶん次回分からは感想について少し変更があると思うのでツイートをお待ちください...

 

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妄想三原色の紹介という名の感想(一部ネタバレあり) 四月第二週 22〜28作目

二十二作目 「星空の下」 作者:シャーロックさん ヒロイン:橋本奈々未

 

遠距離恋愛の物語です。でも以外そういう設定の話って今回たぶんこれだけかな?あったとしてもあと一、二個だと思うのですがとにかくレアです。基本的に物語は星を見ながら進んでいきます。空は繋がってる的な、東京と北海道という遠距離を空が繋げているのでしょう。そして流れ星が流れたら奈々未さんは〇〇に会いたいと願うと言います。結構可愛いですよね。

最終的には奈々未さんのところに〇〇が現れる訳ですがそれからも結構奈々未さんが可愛めなな感じです。ストーリーとしては難しく書かれている点が少なくラフに読めるハッピーエンドの話って感じです。素直に関しても実際会うと恥ずかしいだけで電話では結構素直でしたからね。ザ・普通のカップルって感じがして良かったです。

 

二十三作目 「幕の中」 作者:かっぱんさん ヒロイン:生田絵梨花

 

圧倒的な表現力ですよね。他の方の作品とは一線を画すような作品でした。

僕の思うかっぱんさんの凄さって結構硬めな文章で進んでいくのですが難しい言葉が一つも入っていないんですね。まぁ僕の主観ですが。たまに難しい言葉ばかりの妄ツイを見かけるのですが自己満足で書いているとはいえ世に出して読んで貰えるようにしている訳だから少しは読者さん側への配慮をするべきだと思うんですよね。あとなんかそういうこと難しい言葉を使わないといい作品に出来ないのかな?って思ってしまいます。ってこの話関係ないですね。

で、素直に言うと僕なんかじゃ紹介出来ないんですよね。でもとにかく書いてみますね。

全体的に都会に住んでいる私としてはものすごい非現実感を感じました。いやどちらかと言うとエモいと言った方がいいのかもしれませんね。次に各所に散りばめられたいいポイント一つ一つを紹介していきたい所なんですが終わりが見えなくなりそうなんで一気に飛ばして映画を見終わる前後くらいから書かせて頂きます。

最後の生ちゃんのセリフ「大好きです」そしてそこからの1枚だけ入っている写真。なんかこれだけで普通に映画の話を観てみたいですよね。そこからの生ちゃんの照れを表現している文章もいいのですがそこからのはっきりと書かれていないけど分かる二人の想いがものすごく好きです。表現全てがいいです。素直になれない関係を縁側みたいな二人の関係と書くのはものすごく秀逸でした。

 

二十四作目 「大人の恋愛」 作者:ほたるさん ヒロイン:衛藤美彩

 

ガチガチの浮気もの。ものすごい記憶に残りました。

この物語は結婚して子供もいる美彩が夫の浮気を疑い、そして同級生で今は探偵をやっている〇〇に調査を頼んだのでその結果を聞くところから始まります。そしていざ調査結果を聞くと付いてきてと言われ、付いていくとそこで夫と知らない女性が夜の街に消えていくところを見せられるわけですね。もう夫は最悪です。それからは美彩が浮気に走ってしまうそんな話だと思っていました。(ちなみにここまでも細かい表現の上手さがあるので必見です。)しかしAnother sideの物語を読むことでこの物語のイメージは一変します。詳しい内容は控えさせて頂きますが、今回の妄想三原色で素直になって欲しくないやつはこいつだけだと思います。そして最後の地の文は本当にクソでした。(あ、褒めてますからね)制裁を加えてやりたいくらいです。

 

二十五作目 「麻衣、時々、薔薇」 作者:のぎマロさん ヒロイン:白石麻衣

 

元カノとの久しぶりの再会。たぶんこれを読んだ100%の人がそのような話だと思ったことでしょう。この2人の距離感ものすごいいいなぁと思って読んでいると伝えたいことがあったからというものすごい興味をそそる文章かでてきます。しかし多くを語るわけではなく一言「はい、これ」と言って薔薇をわたすだけでしたあ。そして双方が相手に渡すために買ってきた赤い一輪の薔薇。謎は深まるばかりです。ですがこのあとに大どんでん返しが待ってるんですよね。シンプルに言えばと本当にのぎマロさんは勘違いさせるのが上手いです。そして二人の素直になれないことも今までにない感じで言いですね。なんか本当に好き...

 

二十六作目  「諦めた恋」 作者:仙台の天使くぼしーさん  ヒロイン:山下美月

 

なんか僕がこのテーマで書くとしたらこれっていうのにものすごい似ている作品でした。と言っても私とは構成力が違うのでね。私の考えていた作品の方が圧倒的に面白くないですがね。この久しぶりに会って徐々に美月への恋心を思い出していく感じ、ものすごく好きです。

まぁ一目惚れの理由もものすごい可愛いですよね。なんかちゃんと人を見てる感じがして。本人とは全く関係ないはずなのにすごい美月の株がこの作品を通して上がりました。

 

二十七作目  「正直な気持ちを」 作者:ミーさん  ヒロイン:深川麻衣

 

また全く違うところに焦点を置いて進んでいくストーリーです。物語の中に出てくるズレもすごい些細なことですが細かいところを大事にしなくて離婚しちゃうなんてこともありますからね。このズレ結構大問題なんです。そしてまいまいの心情がものすごくまいまいらしくてまたすごくいい妻として描かれていてすんなりと物語に入り、読むことが出来ました。

その後は〇〇が自分の幸せに気づくわけですがそれに気づくのも些細なことでものすごくよいです。たぶん実際には10分もないであろうこの物語ですが、深く描かれていました

 

二十八作目 「SECRTE BASE」 作品:ノギケヤ  ヒロイン:齋藤飛鳥 

 

まずこの作品を読み終えて感じたことは物語がシンメトリーになっている事ですね。どこがシンメトリーになっているかは皆さんが各自に探すとして今作で結構感じたのが飛鳥ちゃんの大人と子供の融合という部分ですね。別れよと言われた時の分かったの落ち着いた感じは大人っぽいしその後のシーンでは可愛い部分も結構でてきていてそれは子供っぽいなと感じました。

この作品の総評としてはひねりがないからこその安定した面白さって感じですかね

 

じゃあ今回もこの辺で...

 

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